杉野眼科<福岡市博多区> - 白内障・緑内障・ドライアイなど診療内容
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〒812-0017
福岡市博多区美野島4-5-3
竹下駅より徒歩7分 駐車場あり
当院についてはもちろん眼の事でご相談があればお気軽にご連絡ください


アレルギーによる瞼(まぶた)の痛み、かゆみなど
アレルギー性結膜炎とは、花粉・ハウスダスト・ペットの毛・ダニなどに接触することで、反応性に眼瞼(まぶた)の裏に隆起した病変が出現します。主に症状は痒み・痛み・違和感・頭痛・眼脂などです。治療は抗ヒスタミン作用とメディエーター遊離抑制作用を有する点眼にて治療します。抗アレルギー点眼のみで改善しない場合には、ステロイド点眼や免疫抑制点眼などを使用する場合があります。

主な症状 かすむ 二重三重に見える まぶしい など


マイボーム腺が炎症などで詰まることによって起こる病気
霰粒腫とは、眼瞼(まぶた)のマイボーム腺という脂を分泌する組織に肉芽ができる病気です。化膿している場合はまぶたが赤く腫れて痛みを伴うことがありますが、炎症が収束してくると痛みのない腫瘤がまぶたに残ります。治療はまず点眼・軟膏・内服剤などで保存的に行います。数週間程度で腫瘤は縮小していくことが多いですが、数ヶ月程度かかることもあります。保存的治療でなかなか治らない場合は切開して肉芽を取り除く治療をした方がよい場合があります。

主な症状 歪んで見える 小さく見える 見えづらい など


ものもらい、めばちこ
麦粒腫とは、眼瞼(まぶた)のマイボーム腺という脂を分泌する組織に感染を起こした状態です。症状はまぶたの赤み、腫れ、痛みです。化膿が進むと腫れた部分が自然に破れて膿が出ることがあります。治療は抗生物質の点眼や内服を行います。麦粒腫は保存治療で比較的早く(数日〜1週間程度)治癒していくことが多いですが、化膿が強い場合や保存治療でしない場合は、切開して膿を出す治療が必要な場合があります。

主な症状 見えづらい など


眼瞼にできる腫瘍
眼瞼(まぶた)にできる腫瘍で、眼瞼母斑(ほくろ)、脂漏性角化症、粉瘤などの良性腫瘍が主なものですが、基底細胞癌、脂腺癌などの悪性腫瘍である場合があります。明らかに良性腫瘍の場合は切除することで治療することができますが、悪性との鑑別が困難な場合には生検(少しだけ組織を取る)を行って、診断を確定してから治療することをお勧めします。当院では良性腫瘍の切除や生検は外来処置室にて行うことができます。

主な症状 見えづらい 歪んで見える など


まぶたの裏にある涙腺の炎症
眼には涙を出す涙腺という組織があります。細菌やウイルスなどで涙腺に感染を起こすと涙腺に炎症が生じて、まぶたが腫れます。CTやMRIで涙腺腫大が確認することで診断がつきます。治療は抗生剤やステロイド内服治療などの保存的な加療が基本ですが、悪性リンパ腫や涙腺腫瘍なども同様の症状を呈することから長期間涙腺部にしこりを触れるときは手術にて生検を行うことをお勧めします。

主な症状 見えづらい 歪んで見える など


全身疾患によってまぶたに症状がでている
甲状腺眼症、自己免疫疾患(リウマチやシェーグレン症候群、Wegener肉芽腫など)、IgG4関連眼疾患、心臓病による全身浮腫などでも「まぶた」が腫れることがあります。